我らが神輿、1989(H1)年に製造されており、1995(H7)年にご縁があって相州よりお輿入れしてきました。欅製で江戸前神輿ですが、相州特有の台輪に箪笥がついており、渡御では箪笥を響かせることもします。
【所見】
1)構造体に損傷は認められない。
2)屋根の漆は塗り直しを要する。
3)現状の台輪が1.5尺であり、1.8か2.0尺に大きくしてはどうか。
≪理由≫
・中棒間隔が拡がり、担ぎが安定する。
・屋根の大きさとのバランスが良い。
4)金物は再メッキするか、現状維持するか、費用との応談。
5)蕨手に手を添えて神輿は運ばない!ぐらつきの元!
6)温度変化が激しい保管場所は望ましくない。
【今後の対応】
当該大きさの新品神輿価格の約半額が修理代の相場とのこと。愛着のあるこの神輿、末永く使うことを前提に、今年の例祭以降、十分なる審議を尽くして大修理を敢行したいと考えています。
化粧綱が施されている神輿は海水対応だとか
展示中の全面改修した神輿
鳳凰、巴紋が眩しい
各所のチェックを受ける我らが神輿
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